創作SNSで色々嫌いなこととか書いてるけど、そのシリーズ?
主に読むのが異世界恋愛(ジャンルはそうだけど、実質恋愛じゃないのも多いよねー)。
つまり所謂ナーロッパ世界創作で、高位貴族の悪役令嬢と下位貴族もしくは平民のヒドインがいる世界ね。
で、そこで言葉遣いが現代の若者っぽいのやどこのチンピラだというような言葉を使う創作は、どんなにあらすじが面白そうでも途中でブラウザバックしてしまう(;^_^A
そもそも言語というのは周囲の環境によって身につけるもの。
例えば、福岡県の博多に生まれた、博多生まれ(もしくは博多育ち)の両親を持つ赤ん坊がそのまま博多で成長してから話す言葉は博多弁であって、どうやっても秋田弁にはならない。
子供は周囲が使っている言葉から自分の言葉を学んでいくわけで、周囲が使っていない言葉は使わない。というか使えない。
これは実体験でもあって、うちは両親が生粋の熊本市民じゃない。母は小倉生まれ小倉育ちの祖父母に育てられたせいか、言葉が小倉弁交じりの熊本弁。しかも祖母が結構なお嬢様(小倉のかなりの富豪のお嬢様だったらしいけど、戦争ですべて失ったっぽい)のせいか、あんまり方言強くなかったし。父は八代生まれの八代育ちで熊本市内とは若干方言が違うっぽい。
そういう家庭環境だったせいか、どうやら私は生粋の熊本市民の熊本弁は身についていなかったらしい。住んでたのが新興住宅地というのも関係してるかな。んで、中学で知り合った別地区の友人たちの言葉が時々判らなかった。一人なんて(あ、兄弟だから二人か)生まれた病院同じだったのに(笑)。
とまぁ、実体験こみで言語の習得については、大学の教職課程の中でも学んだことを含めて、上記のような持論があるわけで。
なので、異世界転生で前世の人格が強く出たわけでもない限り、身分に即した言葉遣いをしていないとブラウザバック対象^^:
折角の面白そうな話を自分の妙なこだわりで読めないのは勿体ないとは思うけど、まぁ、しゃーない^^;
だって、王子様がごろつきかと思うような言葉とか、有り得んでしょう( `ー´)ノ
あ、ついでに、一人称が「あたし」も一部を除いて無理。
他の登場人物がわたし・わたくし・おれ・ぼくを使っててのあたしはOK。それは個性の表現の一つだし。でも全員があたしは無理。
まぁ、あたしのほうが発音しやすいのは判るんだけどねー(笑)
更についでに、「という」とかを「とゆう」と話し言葉で書くのも無理。というか、「とゆう」は正しい日本語じゃないから。もっとも今は使われてるからってことで容認されてるんだろうけど。