創作SNSでの苦手・嫌いな創作傾向、第○段。
ナーロッパ創作で、王太子・国王の婚約者が伯爵令嬢であるものは基本読まないなぁ。
なんで伯爵家程度で王太子の婚約者になれるんだよって思う。臣籍降下予定の王子の相手が精一杯じゃね。
最近即位した某国の国王の元正妃が婚約者になったときも『伯爵令嬢ごときが』って批判あったもんねぇ。
今じゃかのプリンセスが伯爵令嬢だったってことを知らない人もいるだろうけどね。ついでに伯爵家ではあるけど、生活は一般市民だったみたいだし。爵位だけ残ってて特権も領地もないんだっけか、あの国は。ご本人も確か保母さんだっけ?
まぁ、現実の話は置いておいて。
元々ヨーロッパは王族は王族同士の結婚が多かったともいわれているけど、一時期ヨーロッパ王室はヴィクトリア女王を通じて全部親戚だったなんて時代もあったらしいけど。
ヨーロッパの王室って日本の江戸以前と違って中央集権じゃないんだよね。王家の支配域なんて王都と王領くらいなもんで、ほかの領地持ちの貴族の調整役でしかない。だから、王家に都合のいい王権神授説なんてもんを作り上げて王権強化しようとしてたわけだし。
多分、戦国時代の将軍と戦国大名程度の力関係じゃないのかね。
ナーロッパはある意味、平安時代の京の都の帝と貴族の力関係に似てる気がする。帝は絶対的権威だけど、摂関家の援助がないとやっていけず、藤原北家には逆らえないものの主流じゃない藤原家や他家には強権発動も出来ちゃう、みたいな。
そういうのが頭にあるせいか、国王・次期国王が他国王家・公爵家・侯爵家以外との婚姻っていうのは疑問。侯爵家でも微妙。
公爵家は基本王家の血が入ってるって設定だし、歴史的に見てもそんな感じ。
平安朝でいえば公爵家は宮家っぽいかな。そうなると藤原北家(精華家)は侯爵家かな。精華家じゃないと入内して立后できないみたいなところあったし。
なので、伯爵家が特にずば抜けた功績があるならともかく、王太子の婚約者になってるとなると、それだけでもう読めない。
ホント我ながら許容範囲狭いと思うわー(笑)